ブラジルの強豪チームや、Jリーグのサンフレッチェ広島などで活躍してきたストライカー、レアンドロ・ペレイラ選手(FC GRASION東葛)の独占インタビュー記事公開!

インタビューメディア「GLORY BEYOND DREAMS」に、ブラジルの強豪パルメイラスや、Jリーグのサンフレッチェ広島、ガンバ大阪などで活躍してきたストライカーで、現在は千葉県社会人リーグ1部のサッカーチーム FC GRASION東葛で活躍する レアンドロ・ペレイラ選手が初登場!

数々の強豪プロチームで活躍してきたペレイラ選手が日本の社会人リーグに参戦するというニュースは、多くのサッカーファンに衝撃を与えました。しかし本人は、FC GRASION東葛のクラブハウスやトレーニング環境について「プロとして当然の水準を備えている」と語ります。
今回は、加入の経緯やクラブへの第一印象、そして11月に控える関東社会人サッカー大会参入プレーオフに向けた意気込みを中心に伺った、インタビューの一部を紹介します。

社会人リーグの枠を超えた、グラシオンの明確なビジョン

Jリーグで活躍したプロサッカー選手、レアンドロ・ペレイラ選手が、千葉県社会人リーグ1部のFC GRASION東葛に加入したことは、日本サッカー界を驚かせました。決断の理由について「設備と環境」「クラブの意思」「人」という三つの要素を挙げ、「社会人リーグのカテゴリーで、ここまでの施設を持つクラブはブラジルの2部でも珍しい」と当時の心境を語っていただきました。
また、初めてクラブハウスやトレーニング施設を訪れた際には「ロッカールームやピッチ、分析環境のすべてが“プロの当たり前”を満たしている」と感銘を受け、「この環境が選手の意識を押し上げる」と、若手選手の伸びしろを試合で結果に変えられると確信しました。
さらに、Jリーグと社会人リーグの違いについてはインテンシティ(強度)の違いを挙げており、「社会人リーグは、良い意味で“素直”な強度が出やすく、全員が真っすぐにゴールへ向かい、局面での圧力が高くなる」と話し、「強度の高さは脅威にも武器にもなるので、そこに判断の基準を与えられるかが僕の仕事のひとつです。」と強い責任感を語っていただきました。

デビュー戦のゴールは 信頼への最初の返礼

FC GRASION東葛としてのデビュー戦でのファーストタッチによるゴールで鮮烈なインパクトを残したペレイラ選手は、「ストライカーは言い訳できない立場。信頼への最初の返礼になった」と当時のことを振り返り、ゴールを単なる得点ではなく「監督・スタッフ・チームメイトとの関係性の照明」と捉えていました。
チーム内でのコミュニケーションについては、信頼している通訳の存在とピッチ上での振る舞いで意思疎通できており、ミーティングと練習で言葉と行動の両方を揃えることを意識しています。その結果、選手同士の“視線が合う”場面が増えていると感じているそうです。
自身の役割については「第一にゴールを決めること、第二に経験を伝えること」と明言し、試合中の駆け引きや守備の判断、チームとしての動き方をピッチで示しながら伝えることも役割だと思ってプレーをしています。

チームの課題としては「判断の質」を挙げ、「運動量やメンタリティは素晴らしい。そこに“行く・引く・止める”の基準が加われば、より高い成果を出せる」と分析した上で、「若い選手たちの走力と技術に、自分の経験を重ねることでチーム全体がもっと強くなる」と、クラブの進化に手応えを感じていました。

インタビュー記事ではその他にも、「Jリーグで活躍されていた時の心境」や「今後の展望」などを紹介しています。

FC GRASION東葛 レアンドロ・ペレイラ選手

ブラジルサンパウロ州出身。ブラジルの強豪パルメイラスなどブラジル国内複数チームや、ベルギーリーグのクラブ・ブルッヘにてプレーした後、2019年に松本山雅FCへ加入。その後サンフレッチェ広島で2020年にJ1リーグ15得点を挙げ、得点ランキング3位の活躍を見せた。ガンバ大阪や栃木SCでもプレーし、2025年8月から千葉県社会人リーグ1部のFC GRASION東葛に新加入した。